土曜日, 10月 13, 2007

架け替え・わら干し


2007年10月13日土曜日

井戸神のもち米と古代米を架け替え。
「茎を干さねば絶対に乾かない」
と、指導者に念を押された。
穂を先に出して干すのだが、一見乾いているようでも
米自体の水分はまだ抜けていない。
茎を外側にして架け替えをする。

このような日当たり・風通しの悪い場所は
天日干しにも不利となる。
でも、こんなところでも、かかわっていくうちに
可愛くおもえてくるものだ。
来年こそは、もっといい米をつくろう。

東裏のわら干し。こちらはコンバインで刈り取った(脱穀も同時に行っている)
藁を立てて乾燥させる。
夕焼けに映える安達太良山

水曜日, 10月 10, 2007

鳥に米の味がわかるか

2007年10月10日水曜日

午後が配送なので、午前中を使って不耕起水田を稲刈り。
すばらしい稲になり、大満足。5月になって、作付けを急きょ決定した
割には、立派な稲になった。地元のおばちゃんが

「あんたのとこだけに、鳥が群がって食べてたよ。美味しいんだね」


もち米は早生(わせ)(こしひかりより2週間ほど早い)
なので、当たり前と思ったのだが、まてよ、昔からいる人が
そう言うのだから、品種だけの問題ではないかもしれない。
いずれにせよ、すずめ対策はもうきちっと、せねばならない。


穂がずっしりと重く、満足の稲刈り。
杭にかけて一週間ほど干す。その後穂を中にしまい
反対側にしてさらに干す。

以前の状態からここまで、よく実ってくれました。

火曜日, 10月 09, 2007

もみずり

2007年10月9日月曜日

昨日刈り取った稲の籾ずり。
1反あたり、7俵(1俵は60kg)まで届かず、少ない収穫量。
肥料設計のミス。去年のいもち病の被害をみているので
慎重になりすぎて、肥料を控えたのが原因。
「過不足なく」は、そう簡単にできるものではない。

でも、収穫はよろこばしい。
子どもの誕生日を、新米で祝うことが出来た。

日曜日, 10月 07, 2007

機械に笑い、ふたたび機械に泣く

2007年10月7日日曜日

午前中、いよいよ、こしひかりの刈り取りはじまる。
コンバインで作業。大面積の場合は、刈り取り・脱穀を同時に行う。
面白いように早く作業が進み、文明の力に大いに助けられる。
刈り終ったわらは、一部は田んぼへ戻し、一部は結束して
乾燥、夏野菜の下などに敷くために使う。

その結束部分の調整が上手くいかず、30分以上ロス。
調整後は、スムーズに行くも、今度は田んぼから出るときに
運転ミスで横転しそうになり、機械の一部を破損。
お借りしている機械だけに、なんとも申し訳ない気持ち。

先日も刈り取り機を運搬中に、操作ミスで運搬車から
落下させてしまい、貸してくださる人が使うときに
具合がわるかったという。

機械に笑い、機械に泣く。そんな一日。
「機械は壊れてもいいけど、体だけは気をつけな」
大先輩からやさしい声をかけられた。

午後は逆に、終始手作業。
湿田で、ひざまで埋まりながらの刈り取り作業。
ひとり黙々と格闘。600坪ほどを刈り取り、手で縛り
杭にかける。機械のトラブルは心配ないが
自分の技術が試される、百姓冥利につきる
非常に楽しいひととき。